映画のウェブログ 「け」

23歳無職、自称映画ライター。本当に無職。

メンがヘラって何が悪い?!『脱脱脱脱17』は北澤ゆうほ がとにかくアツい。〜メンヘラは「鼻」だ〜

かわいです。月末のかわいです。お小遣いをください。

今回は所謂ミニシアター系の邦画。『脱脱脱脱17』です。

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(C)2016「脱脱脱脱17」製作委員会

監督は松本花奈、公開は2016年。

青春を一旦ぐちゃぐちゃに破壊してふんわり成長する……というよくある簡単な物語構造のようですが、後半は少し複雑で1度鑑賞した程度ではブログに書くほどの解釈が出来ませんでした。このページでは『脱脱脱脱17』における北澤ゆうほ を推して結果映画を推すという形にしたいと思います。

 

youtu.be

 

34歳のオッサンが高校生をしている、という大災害のような強烈なフックがありますが、多分探せば他に誰か書いているでしょう。今回はぶん投げて話を進めます。

 面がヘラってる

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北条ゆうほ の役どころとしてはまあドを頭に1つ付ける程度では到底収まらない鬼メンヘラなわけですよ。もうメンヘラもいいとこ。「ドドドドメンヘラ」なわけです。もうええ加減にせえと。

 

この役を憑依させる上で北澤ゆうほ のルックスが申し分ないんですよね。もう顔が絶妙にヘラってる。メンヘラ面(づら)なんですよ。面(めん)がヘラりまくってしょうがない。

 

この顔、この目、この黒髪、この体つき、この膝裏!もう最高なわけです。万歳!!

 

100を女優に頼るわけでもなくキャラクター造形としても秀逸。メンヘラの家庭環境に難あり。難ある家庭環境にメンヘラあり。みなさんこれだけは覚えて帰ってください。もう一度書きます。復唱してください。

 

メンヘラの家庭環境に難あり。難ある家庭環境にメンヘラあり。

 

いいですね。わかりました?

 

メンヘラは「鼻」だ!

北澤ゆうほのお顔のどこがヘラってるか、もう少し考えてみました。

偏った持論かもしれませんが、メンヘラの重要要素はもしかしたら「鼻」なのでは?

 

丸くて小さい鼻。つるっとしていて愛らしく、だけれども言語化すれば「低い鼻」になりかねない一般的に魅力的な特徴ではないはず。

 

この世間的にはプラスにはならない、一見特徴的でも何でもないパーツ。しかしながらよく見ると珍しく視線を引き寄せる魔力を持つ。こうした鼻が面をヘラらせる大きな原因なのではないでしょうか?

 

アンゴラ村長のヘラり具合にも似たようなところがあります。他にも最上もがaikoなど。ヤバそうなヤツは大体「鼻」が特徴的です。男で言ったらそうだね、尾崎世界観とか。

 

その他各種メンヘラ造形(特にウサギ!!)

さきにも書きましたが、女優のビジュアルのみでヘラを表現しているわけではありません。脚本も秀逸にヘラってます。一芸に秀でていたり(今回はギター)、オッサンを転がすのがうまかったり。涙を使う小賢しさなど、細部にまでヘラりが宿っています。

 

そして何と言ってもウサギ。ウサギ飼ってるんですよ。これはポイント高い。たとえば「勝手にふるえてろ」の文庫版の表紙もピンクの背景にウサギです。これだけではこじつけになってしまうので、もう少し詳細に僕の考えを書いてみます。

 

か弱さの象徴としてのウサギ。これを可愛がっているんですよ。(ここまでは映像の単なる書き起こし)

 

つまり、ウサギを自らの分身として設定しているわけですよ。
自らをか弱いものとして客体化し、さらにそれを可愛がる。強烈な自己愛が視覚的に表面化しています。これだけでHP(ヘラポイント)が大幅加算!

すげ〜!なんでこんなこと思いつくんだ!

 

とにかく

メンヘラを吸い寄せる不思議な磁場を持つことでも知られる筆者ですが、文句を言いつつも僕はやっぱりメンヘラが好きみたいです。僕自信もメンヘラを求めていたのかもしれません。とにかくメンヘラ好きは見て欲しいですね。(といっても現在大阪十三シアターセブンでしか上映しておらず、ここの終映も2,3日後なのですが)

 

冒頭にも書きましたが、この映画には34歳オッサンの高校生という100回噛まないと飲み込めないドデカい異物が混入しています。これを含めて解釈をするとまた一筋縄には行きません。結構入り組んだ映画です。このあたりもう少し掘ってみると楽しいんだろうな。

 

なお、北澤ゆうほの経歴やフィルモグラフィーなどその詳細の一切の解説は放棄します。ここは広大なインターネット。欲しけりゃくれてやるぜ。探せ!!

 

 

おわり

 

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