台風の勢いに乗った雨粒が窓を叩く。
眠れぬ夜、削れる睡眠時間。減らぬ仕事の合間に要らぬ戯言。
もうすっかり長袖を身にまとうようになった。とはいえ紅葉はまだそこまで見頃ではない気もするし、凄冷寒冷を極める冬はまだまだ先。四つ目の季節を味わうにはいささか気が早い。じゃあ10月の風物詩ってなんだ?
そんなことを毎年考えている気がします。みなさまはどんな10月でしたか?
人にものを尋ねる場合はまずは自分から。とり急ぎ僕の10月をまとめてみたいと思います。
①ボロフェスタ 2日め レポ
京都のDIYフェスとして名高いボロフェスタのレポート記事。とはいえ粒ぞろいのミュージシャンたちと、精鋭のアンテナ音楽ライターたち。僕の立ち入る隙なんて一切ないことは火を見るより明らか。どころか、水を見ても風を見ても一目瞭然。と弱気に刺されながらも、なんとか記事を書きました。人の土俵で出来もしないブレイクダンスを躍らされるような気分ですが褒めてくれる人は褒めてくれたりして、再び踊りだしてしまいそうな気分に。かますぜウィンドミル。
めっちゃ、おもろい。最高だぜ https://t.co/7Q2QybVmqA
— 安尾 日向 (@0_un_deux) 2017年10月25日
あ、あとアンテナ関連はたくさんありますが 映画『望郷』のインタビューで大東駿介・菊地健夫監督を取材したり。コレめっちゃ緊張した。
②ヌートン 映画『バスルーム 裸の二日間』レビュー
いやヌートンですよ。バーグハンバーグバーグですよ。1記事だけとはいえ、ついに自分もここまで来たかと。内容もまあバーグハンバーグバーグっぽい感じを目指しました。出来てるかな?
あとどうでも良いけどボロフェスタの時と同じドイツ軍のシャツを着ていて「これが俺の一張羅だぜバカヤロー!!」という感じがして恥ずかしい。
③myd お化けが出ても怖くない場所はどこだ?スタイリッシュな京都駅編
こちらも初めて寄稿する媒体、mydさんです。映画を無理やり絡めて京都駅を散歩するというもの。sanpooの記事とアンテナを足して2で割って、更には なけなしの偏差値も2で割ったような文章です。憧れの佐々木あららと仁尾智にTwitterでリアクションされちゃった。(いつもの僕おも関連のエゴサーチだけど)
イラストレーターのたみさんにも協力して頂いたという意味では無駄に骨太のコンテンツです。
④ サンポー
毎度おなじみ、懲りずサンポーです。無駄に中百舌鳥まで行ったり、取材にかこつけて女の子とお散歩させて頂いたり。
これでお金がもらえるっていうんだから世の中狂ってるよね。愛してる。
⑤映像も撮れました
UrBANGUILDでおこなわれたAmia Calvaのレコ初にカメラマンで参加。何回かこういう現場を経験したけど、どれくらい演奏を楽しんでいいのか迷うな。
現在は1曲だけですが、順を追って他の曲も公開されるとのこと。今回この撮影は固定1、ほか2名のカメラ3台体制。当然ライブとはまた異なる仕上がりになるはず。
同じ食事でもお箸で頂くのとナイフとフォークを使うのとではまた味が違うじゃない。たのしみです。この編集は担当していないので気が楽だ〜
ライムスターの新譜がよかった、新しいiOSが快適、風邪をひいてちょっぴり泣いた。貧困(あるいは貧困への恐怖)に耐えかねバイトを始めたーーなどなど、10月は沢山のことがありましたが作ったものとしてはこんな感じです。
最後に昨日ぼくが作ったランドセルの奥底に眠るプリント如くボロボロの極みを尽くした天津飯と共にお別れです。
さあ、僕からは以上です。今度はあなたの番。
改めてお伺いします。あなたはどんな10月でしたか?
おわり