映画と音楽のこと。それから自分のこと。

オーストラリアの冷ややかな視線

最近22歳になりました。高校の同期や大学の先輩もみんなほとんど就職しました。

 就職した友達と遊んでた時の話。(注1)

 

「ねむい」「だるい」「煙草吸いたい」「金ない」

だいたいこの4つのフレーズしか言っていなかった彼も社会人になって変わりました。もう学生ではありません。経済的にも精神的にもしっかりと自立した一人前の大人なのです。そんな彼の口癖は―――

「働きたくない」

に見事アップデートされました。1浪1留のこの男、(注2)現代の日本社会の生みだしたモラトリアムのお化けみたいな存在。本当に働きたくないらしく、狂った鳩時計のように出勤への嘆きを吐き出します。

 

働きたくなさすぎて気が違いそうなこの人の脳についに異変が起こります。

 

 

それは午前2時を過ぎたころ。そこには懐メロを爆音で流し続ける24歳の姿が。

懐メロ、それもアニメです。忍たまデジモンおじゃる丸ガッシュおジャ魔女ハガレンさくら……

 

これはもうノスタルジーとかそんな次元のものではない。

退行。そう、音楽的幼児退行!

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 見てください、フロイトもちょっと引いてます。嫌そうな顔してますね。

 

90年代~00年代前半生まれにクリティカルヒットする選曲をYouTubeでかけまくっているこの男。それも決め打ちで検索するんじゃなくメドレー。

「この曲が聴きたい!」「こんなんあったよね!」とかじゃなくてもう「懐かしい気持ちになりたい!」というエンジンしか積んでません。僕は軽く引いています。

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<当時の僕のイメージ>

 

「うおあ!!!!懐かしい!!!!!!!!」とか「うわああああピカチュウ!!!!!」とか叫びまくってます。

何ならご機嫌にちょっと歌ったりとかしてるけど、酔いのせいか口が全然回ってない。

 

そこにいるのは「ポケモンの名前が全然言えへんおじさん」。

そして傍でじっとその姿を見守る男(就職活動中)

あと画面の中のフロイト

 

いや地獄かよ。しんどいわ。

 

そんな僕らを色んな意味で素面に戻してくれる最強のナンバーに出会います。それは「詠人」。おじゃる丸のお馴染みのオープニングでした。

 

 

おじゃる丸やん!」

「あったなあ!見てたわ~」

「………」

「………」

「あれ、なんか”良く”ない?」

 

めちゃくちゃ格好いい。いやほんと、嘘じゃないです。「一周回って」とか「逆に」みたいな中二病的なアピールじゃなくて。剛速球ストレート。デッドボール乱闘退場処分。

①和モノっぽい雰囲気

②……に見せかけてズン、チャ、ズン、チャというスカっぽいリズム

②そんな挑戦的な曲を北島三郎に歌ってもらっている

 

流石は教育テレビ、音楽的にも素晴らしい楽曲を起用していたなんて。

みてください、フロイトも納得した顔してます。

 

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<うむ、と感嘆するフロイト>

 

そんな感じでブログはじめました。何のためかは知りません。無意識です。

よろしくお願いします。

 

注1;一応先輩にあたるのですが、友達ということになっています。面倒なので。

注2;1留ではなく休学であると本人は強く主張しているのですが(まあ実際そうなんですけど)面倒なので。